「ラプラス・キャトル」は、4人で遊べる「ラプラス」というコンセプトで開発されたこの秋の新作ゲームです。4人のプレイヤーが2人ずつチームになって戦うパートナーシップゲームになります。このゲームでは、パートナーは対面ではなく隣り合って並ぶことになります。それぞれのプレイヤーは、色の異なるコマを35個ずつ持ちます。
ゲームの進め方は2人用の「ラプラス」とほぼ同じです。以下、「ラプラス」のルールと異なる点だけを抜粋してご説明します。
- 先手になったチームのうち左側にいるプレイヤーから、時計回りの順番に自分のコマを1つずつゲーム盤の空いている穴に置いていきます。
- 4つのコマが隣り合う最小の正方形の形に並んだら、その上にもコマを置くことができます。
- もしも4つのコマが正方形に並んで、しかもそのうちの2つ、3つまたは4つが同じ色で占められていた場合、その上にその色のコマが自動的に(手番とは別に)置かれます。ただし、4つのコマの色が2対2の同数だった場合には、どちらの色も自動で上に置くことはできません。(手番を使えば、4色のどの色のコマでもその上に置けます。)
- 自分のコマをすべて置き終えた人はゲームから抜け、残りのプレイヤーでゲームを続けます。あがりの時、コマを置く場所が複数あった場合、どこに最後のコマを置いてあがりにするかは、そのコマの持ち主が決められます。
- こうして順番にコマを置いて行って、先にふたりともがコマをすべて置き終えたチームが勝ちです。
「ラプラス・キャトル」の面白さは、パートナー同士がいかに協力して「バランスよく」コマを出していけるかという点にあります。というのも、ひとりが早々とあがってしまうと、それ以降味方のプレイヤーは1対2で相手と戦わなければならなくなり、圧倒的に不利な立場に置かれるからです。そこを狙って、相手チームの一方のプレイヤーをわざとアシストして、バランスを崩すといった戦略も成り立ちます。パートナー同士、口頭での相談をありにしてプレイすると、お互いの思惑が交錯して不思議なおかしみが生まれて来ます。
※「ラプラス・キャトル」は手作りゲームのため数量に限りがあります。ご希望の方はぜひ「ラプラス」本体とセットでご予約ください。